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身の回りの様々な“音”についての配慮

業務に携わる上で、日中及び夜間、様々な“音”を耳にしています。温冷配膳車の戸を開け閉めする音、冷蔵庫の開け閉めの音、ユニットカウンターキッチン下の扉の音、入浴室の扉の音、お茶碗を重ね合わせることによる音、職員の足音、リクライニング型車いすのブレーキの音、テレビの音、ホワイトボードを動かす音、椅子を動かすことによる音、テーブルを動かす音…など、全てをあげればこれら以外にもまだまだたくさんあると思います。

時として、私たちが思っている以上に(意識している以上に)、それらの音1つひとつに影響を受け、利用者様が不安な思いや恐い思いをされたり、ある時には急にびっくりされたり、どこか落ち着かない状態になられたりすることもあるのではないでしょうか。

けれども、上記にあるような様々な“音”は、職員1人ひとりのちょっとした心掛けや気遣い、配慮により容易に改善が可能なことだと考えられます。

身の回りの様々な“音”に目を向け、利用者様が安心し、落ち着いて日々の生活を送ることができるように努めていくことは、日々の環境整備の1つとしても捉えられ、利用者様のケアに携わる私たち職員なら、当然にできて当たり前の配慮と言えるのではないでしょうか。

“音”について、日常について今一度振り返り、ご利用者様の安心に繋げていけたらと思います。

特別養護老人ホーム 生活相談員 稲田 智明

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