利用者体験を通して感じたこと
利用者様のケアやサービスに携わる中で、利用者様のことを知る、理解する事が大切だと感じます。そこで、利用者様が普段生活されている場所で職員自身が感じた気持ちを今後のケアやサービスに活かしていくきっかけとして今年も8人の職員が利用者体験を行いました。
リクライニング型車椅子に寝たきりの状態で数時間過ごすという体験を行い、体験した職員からは「想像以上に身体への負担を感じた」、「他の利用者様と一緒に居るが職員から声をかけられないと不安や孤独感が強かった。」等の感想がありました。
体験中、職員からの声かけや介助グローブを用いての頭や背中、腰の圧抜き(身体とリクライニングが接している部分体圧を取り除く)を行ってもらうと身体の辛さが軽減し孤独感も軽減したようで、声かけや圧抜きの大切さを改めて実感しました。
利用者体験で感じ得る事には限りがありますが、利用者様が日々感じている気持ちを少しでも理解する事で日頃のケアやサービスに繋げていけると思います。
これからも職員一同寄り添う気持ちを大切にして日々取り組んでいきます。
アイユウの苑ゆめタウン ひだまりCW 岩地 三郎